加齢臭の起こる場所ってなにー

加齢臭の起こる場所

加齢臭は体のどこから発生するのでしょうか。
皮膚には体温を下げて温度調節するための「エクリン腺」と、髪や皮膚など体の潤いを保つ為に皮脂を出す「アポクリン腺」の2つの「汗腺」と「皮脂腺」ががあるのではないでしょうか。
加齢臭の原因となるのは皮脂腺の方です。
皮脂腺は皮膚の内部にあり、毛の一本ごとにあるのが普通で、頭皮は特に皮脂腺が発達しているところです。
加齢臭は、この皮脂腺から出る脂肪酸が酸化・分解して起こり、皮脂腺は手のひらと足のうら以外の全身にあるため、臭いはほぼ体全部から出ると言ってよいでしょう。
臭いの強さや場所には個人差はありますけれども、頭やワキ、足の臭いは強く感じるようで、人と接する際には注意が必要です。
臭いがどこから出ているのか自分で良く分からない時には、普段着ている洋服や靴などをチェックすると良いようです。
加齢臭は汗っかきだと起こりやすく、汗シミが出来る場所や黄色っぽく変色した部分は臭いも強く出ていると考えられますから、確認してどこが一番臭うのか調べ、場所に応じた臭い対策をすると効果的でしょう。
髪なら髪の、足なら足専用のケアグッズがあるので、最も適した方法で加齢臭を抑え、臭いを気にしなくてもすむよう快適に過ごしたいものです。